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日本人のR&B
最近「27クラブ」(27歳で亡くなったロックミュージシャンたちをこう呼ぶらしい)のことを調べていたら、ローリング・ストーンズのメンバーだったブライアン・ジョーンズ(1942-1969)にヒットした。

私がストーンズを知った時にはもちろんもう亡くなっていたので、ストーンズのメンバーとしては自分の中ではブライアンの影は全くもって薄く、敢えて言うなら、中学時代に立ち読みしたストーンズの伝記(or暴露?)的な本に書いてあった「1ヵ月に関係を持った女性の数が60人」(ということは1日平均2人か!1ヵ月31日の月は62人なのか?などとくだらないことを考えた。爆←)という小娘的には衝撃の記述だけが強烈で口アングリになってましたけどw

しかしwikiによると、ストーンズがデビューした時(1963年)、ブライアンは「イギリスの白人大衆に“本物の”R&Bを聴かせる」という意外にも骨太な目的を持っていたらしい。逆にキース・リチャーズは「ポップスター」になることを目標にしていたとか(へぇ~キースにもそんな時代が・・・w)

※蛇足ですが、当初はストーンズのリーダー的存在だったブライアンには作曲能力がほとんどなかったらしく、オリジナル曲を量産していくジャガー/リチャーズに次第に主導権を奪われていったそうな。ただしwikiによると、
ブライアンは作曲こそ殆どしなかったものの、楽器に触れるとすぐに演奏を憶えられたと言われ、ギターの他にハーモニカ、ピアノ、シタール、ダルシマー、メロトロン、マリンバ、リコーダー、クラリネットといった20種類以上の楽器を演奏できるマルチプレイヤーであり、それらの楽器を曲に織り込むアレンジャーとしての能力は卓越していた。 (中略) 彼のR&Bを基調とした音楽性は、初期ストーンズの方向性を決定付けるもので、ミック、キースらにも多大な影響を与えている。

私は元々詞や曲を創るだけがミュージシャンじゃないと思ってたので(例えば歌がズバ抜けて巧いとか楽器が超絶テクニシャンだとか、自らの全身を以て音楽を表現する人もいるわけで)、そういう意味ではブライアンは「楽器職人」だったと言えるのかもしません。

さて、翻って仁さんは、「自分の好きな音楽を好きになってくれたら嬉しい」とは言うけれど、誰かに何かをわからしめたいということ以上に、まず第一義は「自分の好きな音楽を自分で表現したい」という人だと思う。

白人でも黒人でもない、yellow goldな日本人である仁がアメリカの大衆に向けて「日本人が奏でるアメリカ発祥の音楽」を認めさせる、聴かせる、その道のりは並み大抵の労苦(厳しさ)ではないでしょう。

それでも仁はアメリカの音楽が大好きで、日本ではまだちょっと受け入れられ難い土壌もあるし(注)、いや、日本の土壌がどうであれ、本気でアメリカの音楽に取り組みたいと思ったら、本場に行くしかないんだよね。それって例えばオペラを目指す人がウィーンとかイタリア(でよろしかったでしょうか?w)などを目指す構造と何ら変わらないんじゃない?
(注)日本でも洋楽が受け入れられているにもかかわらず、なぜか日本人アーティストが全編英語詞のシングル曲を出すのはいまだに「冒険」なんですよね。もう15年も前になるけど既に国内では揺るぎない地位を築いていたB'zですら「Real Thing Shakes」という全編英語詞シングルをリリースした時そんな感じだったし、そのせいかc/wなしで1曲のみ収録の500円(安価)シングルにしてました。テスドラにしても、日本では通常のシングルにせずにミニアルバムにしたところが、(レコード会社が)「冒険」を避けていた体(てい)を感じなくもないw

B'zの例はさておき、仁が今後もアメリカで量産するであろう英語詞の曲を、日本向けに日本語の詞で・・・とかでなく、日本でもそのままシングルとして出してもらえれば、仁の目指す方向性なり音楽性なりを日本でももっと違った意味で認知されるのになぁ・・・と思ったりします。やはり巷で流れやすい(一般に聴いてもらいやすい)のはアルバム収録曲より、そのアーティストのイチオシ曲であるシングルですから。
もちろん日本では日本語の曲を出すのが絶対的な悪でもないし、日本でのステージで日本語の曲を演ったっていいと思う。海外のミュージシャンだって日本公演でカタコトの日本語でリップサービス(コンニチハとかw簡単な挨拶程度の)をしたり、あまつさえギターで「荒城の月」を演奏しちゃった人もいる(笑)。アメリカのステージでは仁だってオール英語で歌って話して、一方日本では日本語で話したり歌ったりするのもそれはそれでアリでしょう。まぁそれとは別に、仁がアメリカで演るのと全く同じノリのステージが見たいっていう気持もあるけどね。

おっと、話が日本市場にそれた。

いや、日本では幾分勿体ない売り方をしているなーというだけで、それよりも、日本人が作詞作曲やアレンジを手掛けたR&Bやhip-hopがどこまでアメリカ市場で受け入れられるのか、私としてはそこに興味が尽きないわけです。
良質なものを創っていけば、いつかは必ずアメリカンにも振り向いてもらえる、聴いてもらえる、認めてもらえると信じているけれど。
仁は日本の歌謡曲を向こうに持っていこうとしてるわけじゃないよ。同じ土壌で勝負したいだけなんだ。

勝負といっても仁は基本「表現したい」だけで、勝ち負け云々を言っているのではないけれど、やはりその道のりは闘いでもある。

心の中で応援するしかできないけど。がんばれという言葉はあまり言いたくないけど、心の中で仁がんばれがんばれって念仏のように唱えるようなw(←語彙がなくて申し訳ないw)、そんな祈るような気持ちで応援してまっせ!
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Author:アマノン
2003年7月25日のMステで仁と出会う。ジャニーズのくせにビブラートをかけられる歌声に感心し、なおかつ誰よりもしなやかな腰使い(笑)のダンスに心底魅せられる。以来3年間、密かにライトなファンを続けるも、2006年10月以降「休業」による飢餓感から某tubeで過去映像を漁り、仁に完堕ちして現在に至る。
自分の視点で仁への思いをブチまけたくて始めたブログです。
東京都在住。出版社勤務。

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